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第36号

いつもお世話になっております。
今回は発泡スチロールについて、、、
か・な・り・マニアックな内容をお送りします。
これは従業員でも知らない人がいるような、
インターネットなどに載っていないような知識です。
研究者の方などには役に立つかと・・・。
なお、調べてて自分でもホェ?と思ったのは内緒ですよ。

平成 24年 2月 18日【 松原産業メールマガジン ?第36号? 】
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【 目 次 】

(1) 発泡スチロールのスキン層とは?

(2) 編集後記

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Author 辻岡

【1】発泡スチロールのスキン層とは?

 電化製品の梱包材や魚の容器などの表面を触ると
デコボゴしていないけど、加工した商品だと表面が
ザラザラした感じになっていますよね?

 それは「な?んでかって!」(福井県池田町の方言)
金型で成型された発泡スチロールの表面には
スキン層と呼ばれる密度の高い層ができます。

 金型成型は、予備発泡させた発泡粒を型に充填し、
蒸気を当てて再度発泡させ、発泡粒子間の隙間を埋め
粒同士を融着させ、水で金型ごと冷やして成型しています。

 その工程の中で、金型と触れる表面(外側)部分で発泡剤を
飽和まで含浸させた状態から発泡温度以下の状態でガスを
放散した後に蒸気を当て、再度発泡させる際、表面に発泡
しない密度の高い層が生成されます。それがスキン層です。
ん?難しいですね。何言ってるの?って人は気にしないで続きへ
Q.スキン層があると何か違うの?
A.スキン層があると耐水性が良くなります。
表面で膜のようになっていますので、水の浸透を防ぎます。
そのため、容器として液体を入れる場合は、金型成型された
スキン層のある既製の容器をオススメしています。

 また、スキン層があると容器などの強度も向上します。
繰り返しますが、膜のようなものですので、曲げたりするのに対し
有るのと無いのでは、1.5倍くらい強度が変わる場合があります。

 「ほんじゃスキン層のある板や特注容器が欲しいんだけど!」

 ん?。簡単に作れれば良いのですがね?、前述の通り、
金型成型以外ではスキン層の生成は難しいのですよ。
Q.それでは加工した容器には液体は入れられないってこと?
A.そんな事はありません。
スキン層の生成は難しいですが、スキン層があるのと同等以上の
より強度を強くする様なコーティングが可能です。

 それにより、耐水性・曲げなどへの強度を向上させることができます。
軽くて、水に強くて、曲げなどに強い容器が欲しい!
発泡スチロールなら実現可能です!

 実験などでそういった容器が必要でしたら是非ご相談ください!
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 さてさて、スキン層について分かっていただけましたか?
今回の内容は濃すぎたなと反省しています。
次回はもっとやわらか?い内容にしますのでご容赦下さいm(_ _)m
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Author 辻岡

【2】編集後記

 今回は、これまでで最も多く会社の技術資料などを読んで
執筆したメルマガになりました。
ふぅ?疲れた(-_-;)

 でも、こういう内容はプロヘッソナルとして、資料などなくても
説明できなあかんのに・・・と勉強不足を反省しました。
もっと発泡スチロールについて、さらなる知識を身につけねば!

 研究者や大学の学生さんなどで、たまに負けそう・・・。
と思ってしまうくらい詳しい人もおりますので、
最近、初心に帰ると言いますか、勉強するようになりました。

 人間に限らず、生き物は常に学び続けないと生きていけないな
と、何やら感慨深い今日この頃です。
まだまだ知らないことは多い、どんどん学ぶぞヽ(`Д´)バッチコイ!!

 なお、前回のメルマガにて個人的に盛大な計画を?と告知しましたが、
社員ブログにてすでに計画の内容を明かしています(*^^)
⇒ http://ameblo.jp/matsubara-sangyo-syain/day-20120203.html

 そう、愛車の痛車化計画であります。
家族・同僚・友人・町内の人々にヤメテおけ!と警告されてますが
春にはババババ?ン!とやってしまう気満々です♪

 ジェームズ・ボンドでも私の計画は止められないよ( ̄ー ̄)ニヤリ
ボンドカーも驚くΣ(´∀`;)そんな車に!

 なお、タイムボカンに出てくる車のような角を発泡スチロールで
作ってみるのも面白いかと思いましたが、面白いだけで
前が見えなくなるな?運転ムリだな?捕まるな?と、考えてみた私。

 発想が他の人と違うね・・・。と言われてきた私です。

なかなか形に出来ないアイデアばかりの私に!
こうするとソレって出来るんじゃない?ご教授お待ちしております
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松原産業がお送りしますメールマガジン、
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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