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発泡スチロールをペットが食べてしまったのですが大丈夫でしょうか?
発泡スチロールをペットが食べてしまった場合、いくつかのリスクが考えられますので、
すぐに対処することが重要です。
以下のような点に注意してください。
■窒息の危険性:
発泡スチロールの大きな塊は、ペットの喉に詰まって窒息を引き起こす可能性があります。
もしペットが息苦しそうにしている場合や、咳をしている場合は、すぐに動物病院に連れて行ってください。
■消化器の詰まり:
発泡スチロールは消化されないため、胃や腸に詰まる可能性があります。
これにより、食欲不振、嘔吐、便秘などの症状が現れることがあります。
■化学物質のリスク:
発泡スチロールに含まれる化学物質がペットの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
食品用の発泡スチロール容器は食品衛生法に基づいた素材ですので、基本的に生体に影響を与えるような成分は
含まれておりませんが、体質によっては極稀なケースとしてプラスチックアレルギーなどの影響が考えられます。
発泡スチロールは体内で吸収されることなく、そのまま排泄されます。
これは人体に対しても同様です。ただし、大きさや形によっては窒息や消化器官を傷つける可能性もあるため、
気になる場合は病院で検査をしてください。
なお、社員が飼育しているウサギが食べてしまった時は糞に混ざって排出されたそうです。
他のケースだと、金魚などの水生生物を越冬のため一時的に発泡スチロール容器に入れていた際に、
浮かんでいた粒を飲み込んだ事例があるようです。
大抵の場合は異物(食べられないと分かると)を吐き出すのですが、完全に飲み込んでしまうと消化・吸収が
できないため、体内に残ることになります。
ペットの健康は非常に重要なので、少しでも心配がある場合は、速やかに専門家の意見を求めることをお勧めします。
〈関連FAQ〉
・発泡スチロールは環境ホルモンを発生させることがありますか?
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